15.神仏と絆を深める開運あとがき

2020年01月13日

16.他人の幸せを祈る

前のお話に述べた、他人の幸せを人知れず祈ることは、とても尊い行為であります。

自分が不幸だと感じて生活の不満を解消したく、神に、あれよこれよと願うよりはとても高等な思いとして受け入れて頂けるのです。

人の幸せを心から願える人は、神様からも祝福され、また、人に愛されるようになり、沢山の幸せが引き寄せられるようになります。

もし、神社仏閣などに、あるいは教会などに足を運ぶ時間がなかったとしても、私達の住む人間界のような物質世界と違って、霊界には距離という概念がありませんので、静かに落ち着いた状況をつくり、どこでも、思いを馳せ、大切な誰かの幸せを願ってみてください。

更には、大嫌いな誰かの幸せを願ってください。

何かしらのいざこざがあったり理由があって、揉めたり喧嘩したりで、憎しみあってしまった相手を愛するというのはとても難しいですよね。でも、例えば相手がとても性格が歪んでいたと感じたとして、その人を嫌いになってしまったとします。しかし、いつかその相手が幸せに包まれた時、あるいは、自分の悪いことに気付きを得て、償い、めっちゃ良い人になったとしたら、嫌うべき対象ではなくなりますよね。

だから、嫌いな相手こそ、その人の幸せを祈るべきなのです。

その人の幸せを願い、そして、その相手に対しても『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!』と繰り返す懺悔の言葉や『有難うございます、有難うございます、有難うございます…』と繰り返し光の言霊を発することで、その人の魂に届き、やがて、嫌っていた相手との友情さえ芽生えたりするのです。

逆の立場で、嫌いな相手に、ごめんなさいとか、有難うと言われたとしたら、自分ならどんな心境の時にその言葉を受け入れることが出来ますか?

自分が幸せに満ち溢れている時って、細かいことなんてなんとも思わない!と寛容になれたりしますよね。

嫌いな相手でも、その人が幸せな気持ちに満ち溢れて、自分自身も幸せに満ち溢れていれば、お互い、過去の恨みつらみなんてどうでも良くなるものです。だから、嫌いな相手こそ、その人の幸せを祈ることがとても高度な魂の成長をもたらすのです。

是非試しに、嫌な奴に出会ったら、その人の幸せを祈り、有難うございます、有難うございます、有難うございます。と、お唱えするよう心がけて見てください。

家に神棚を設置し、神様のお札をお迎えするのも良いでしょう。ただし、神様のお札をお迎えしたら、日々、お水を変えたりお供えをしたりしなければなりませんが、日々神様に手を合わせることで、毎日参拝しているのと同じ効果があります。

その時に、だれか他人の為にお祈りするのもありだと思います。

そうして、この本でお伝えした、1連のことを繰り返していくうちに、いつの間にか自分の魂のフロアが上がっていることに気付く時が来るはずです。その時には、幸せの価値観も変わってきて、物事を見る時の角度も変わっていて、しっかり天から功徳を成就できる資格も与えられ、様々な幸運が引き寄せられ、その幸運をキャッチできるアンテナも磨かれて、日々沢山の功徳を成就し、幸せになっていることでしょう。

皆様の笑顔と幸せ溢れる人生を
心よりお祈り申し上げます。

2019(令和元年)12月26日


holy_guide at 11:30│Comments(0)本当のことだま開運 

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